【静岡市】遺品整理や片付けを自分で行うコツは？

♢アイテムを準備する

遺品整理をスムーズに終わらせるには、必要なアイテムを準備しておくことが大切です。遺品整理で使用するアイテムとしては、以下のようなものが挙げられます。

【装備で必要なアイテム】

• 汚れても問題ない服装
• マスク
• 軍手
• 靴下
• 室内履き

【遺品の仕分けで必要なアイテム】

• ゴミ袋
• 段ボール
• ガムテープ
• ハサミ、カッターナイフ
• ドライバー
• ペンチ
• 油性マジックペン

装備の中でも重要なのが汚れても問題ない服とマスクです。遺品の片付けや仕分け作業では、ほこりが舞ってしまうことも少なくありません。しっかりと準備しておけば、不快感を覚えることなく作業を続けられます。また、遺品の仕分けで段ボールを用意する際は、あまり大きなサイズだと運搬しづらい可能性があります。そのため、「長さ×幅×深さ」の合計が120cm以内の120サイズ規格を中心に準備しておくのがおすすめです。

♢スケジュールを設定する

以下の項目をもとに遺品整理のスケジュールを設定します。

• 作業の終了予定日を決める
• 日付ごとの作業区分を決める
• 作業ごとに必要な人員を決める

スケジュールが必要な理由は、何も計画を立てずに作業をスタートさせてしまうと、いつまでも整理が終わらない状況に陥ってしまうおそれがあるためです。終了予定日や日付ごとの作業区分をあらかじめ決めておくと、事前に組んだスケジュールに沿って作業が進められます。

♢遺品整理を行う

いよいよ遺品整理に着手します。遺品整理の流れは以下のとおりです。

1. 必要品と不用品を仕分ける
2. リサイクル可能な品物を仕分ける
3. 可燃ゴミや不燃ゴミなどの分別を行う
4. 不用品を処分する
5. 部屋の清掃を行う

まず重要なのは、必要品と不用品を仕分ける作業です。遺品の中には財産や重要書類などが紛れている可能性もあります。例えば、家具や宝石、有価証券などは課税対象となる財産であり、相続税が発生するので注意しなければなりません。遺品整理を行う際に「誤って捨てた」などの事態が起こらないようにする必要があります。

また、部屋の清掃も大切なポイントとなります。例えば賃貸物件の場合、部屋の状態によっては退却費用を払わずに引き払うことも可能です。

♢不用品を処分する

遺品整理を進めていくと不用品が発生します。不用品の処分方法には、不用品回収業者に依頼して処分する、供養後に処分する、売却するなどがあります。不用品回収業者によっては遺品整理サービスも用意しており、利用することで効率的に遺品整理を進められるのは大きなメリットです。